2009 年 4 月 のアーカイブ

微妙な関係

2009 年 4 月 30 日 木曜日

またまた、キジの観察である。

今日は雌雄で一緒に餌を採っていた。

雌雄

雌雄

↑手前が♀である。♂よりも2回りほども小さく、地味な保護色である。 この2羽は一見仲の良いペアであるが、長い間観察したところ、ちょっと難しい関係であることが判った。 キジは繁殖期、条件がよければ縄張り内に複数の雌をもつ一夫多妻であるという。しかし前回のエントリーでも書いたが、この辺りはキジ(雄)の密度が異様に高く、縄張りが重複しているから、境界では常にいさかいが起きている。

そんな悪条件の中、さらに悪いことにこの縄張りには2羽の雄に対して、雌が1羽しかいないようなのである。これでは一夫多妻どころではない。 この♂は、縄張りに入ってきた♀に対して、積極的に尾羽を広げて見せるディスプレイを行い気を惹こうとするが、まったく興味が無く逃げ回っている。これが20分ほど続いて、とうとう諦めた。↓

アタック

アタック

実は、先ほどまで写真右後方にいる別の♂ と仲良くしていたのだ。いわば三角関係である。向こうの♂はこの非常事態に、心配そうに指を咥えて見守るばかりである。(そのように見えた)

縄張り同様に雌キジもシェアしているとは考えにくいので、どちらを選ぶか決めかねてるのかもしれない。 もしかしたら、明日はプロポーズに成功するかもしれない。

この3羽は気になるので、今後も観察を続けよう。

雄叫び

雄叫び

昭和記念公園に行ってきました。

2009 年 4 月 29 日 水曜日
RBF MarkⅡです。
しばらくBlogをサボっていたので久しぶりの投稿ですが今回も写真でごまかします。(;^_^
昭和記念公園へ行ってきました。
あったかくなり休みのせいで入り口から人であふれかえっていました。
しかも花々が見ごろとあって人もすごいようです。
一番目に着いたのがチューリップで目が痛いくらいの色鮮やかさでした。

チューリップ その1

チューリップ その1

チューリップ その2

チューリップ その2

ポピーや大根の花?も綺麗に咲き乱れていました。

ポピー

ポピー

大根の花?とチューリップ

大根の花?とチューリップ

ゴールデンウィーク中はいろいろな花が見れるようなので足を運んではいかがですか?
息抜きにいいとは思うのですが人がすごいので息抜きにはならないかも….。

本末転倒

2009 年 4 月 24 日 金曜日

数年前になりますが、オーディオアンプの部品を作りたくて、フライス盤という工作機械を購入しました。 Proxxonと言う会社のホビー用の機械でアルミや真鍮の小物を作るのに使います。

proxxonmymillingmachine

金属加工を勉強している内に、「旋盤があれば、加工範囲が広がる」と悪魔のささやきがあり、中国製のホビー旋盤を購入しました。ここで止めておけばいいのに、無節操な私は、もう少し強力な鉄やステンレスが加工できると言うフライスを導入。
かくして我が”一坪鉄工所”は、機材の増強を着々とすすめ、金属用バンドソー、グラインダー、ラジアルボール盤、挙げ句の果てはホームセンターで安売りしていた溶接機まで導入してしまう始末。( 未だに使ったことはありませんが…)
その後機械の補強、改造や、コンピュータ制御と夢はふくらみ、現在も休みの日に暇があれば工作機械をいじっております。(他にいじる物も多いのでなかなか時間が割けないのですが。)

旋盤

で、工作機械で何を作っているの? と聞かれるとこれが辛い!!
今まで作った物と言えば、マクロ撮影用LEDリングライト、壊れた鍋の取っ手の修理、半田付け用フレキシブルクランプ、顕微鏡撮影用アダプターリング 程度。
工作時間の大部分は、ジグの制作や機械の改造に費やされており、なかなか最終製品を作るところまでたどり着けない。というよりも、機械そのものを改造する方が興味の対象になっている始末。  「手段が目的化」したと言うべきでしょう。

マア考えてみれば、オーディオ趣味でアンプやスピーカーを作るのも、本来音楽を聴くための装置であるにもかかわらず、装置を作ること自体が目的になっている.

日曜大工しかり、カメラマニアしかり….
手段で本来の目的を達成しなくては、と反省しているこの頃です。

鳴かずば…

2009 年 4 月 20 日 月曜日

毎朝駅前に「キジ」がいる。と言うと都市部お住まいの方々には理解されない。

毎朝とまでは言わないが、かなりの確率で通勤の見送りをしてくれる。嘘のような本当の話である。

駅前はまだ未開発で、畑が残り、キジはそのような開けた環境を棲家としている。駅ができる前はもっとたくさんいたのだが、これから開発が進んで田畑や森がなくなってしまえば、どこかに追いやられてしまうことだろう。

キジ(雉子)は日本の国鳥である。姿はご覧の通り、オスは赤い頭に本体と同じほどの長さの尾羽。実物を見たことがなくても、誰にでもすぐ分かるだろう。羽毛の光沢は光の加減によって綺麗に輝く。メスは子育てのために安全な地味色である。農家や家庭菜園にとっては、作物をやられてしまう脅威であるから、あまり評判は良くない。

駅前はさすがに人目につくので、自転車で5分ほどの水田地帯に行ってみた。まだ田植えは始まっていないが、農作業の邪魔にならないようにする。

例年通り密度が高く、300メートル間隔で6~7個体ほどいる。キジを見つけるには今の時期が一番簡単で、あちらこちらで縄張り主張のために”ケンケン”鳴いている。しかもこの派手さである、草丈がまだ低いから遠くからすぐ分かる。これだけいるのに、不思議と冬はあまり見ない。

「ケンケン」と鳴く

夕暮れ間近「ケンケン」と鳴く

昔から鉄砲で撃たれるからか、警戒心の強い鳥である。

近くで見たいと思って追うと、まずすごい勢いで走って逃げられるのがほとんどである。あるいは居るのに気づかずに近づきすぎると、草むらの中にうずくまって身を隠しこちらの様子をじっと伺い、隙をついて一気に飛び立ち鳴きながら逃げる。こちらは見えていないものだから、びっくりして足元から飛び立つこともあり、これはすごく心臓に悪い。いつもドキドキしてしまう。

テリトリー内を巡回しているので、お気に入りの通り道がある。それを突き止めてその近くに先回りして待っていると良い。じっとして、こちらはこれ以上近づかないよ、という暗黙のボーダーラインを引いてやれば、やがて警戒心を解き20メートルほどのところまでやって来る。隠れてしまっても、じっとしていればまた出てくる。こうなれば多少のことでは逃げなくなる。でも3歩進むと忘れてしまうのか、突然はっと我に返って身を潜める。この繰り返しである。

他の地域や個体で、このようにうまく行くとは限らないが、観察を続ければ結構な成功率である。

それでも1時間とか2時間かかるので、忙しい方には不向きである。

頭

草むらに隠れたが、痺れを切らし潜望鏡よろしく様子を伺う。持久戦である。

 

近くでディスプレイ
セーフ!

「ケンケン」と鳴いたあとに羽をバタバタと打ち、「ドドドッ」と大きい音を出す。1秒ちょっと。これがオスのディスプレイ。