2009 年 9 月 のアーカイブ

スペシャル・ゲスト

2009 年 9 月 28 日 月曜日

9月ももう終わり。今月は[も]エントリーがわずかに2件と少ないので投稿します。メンバーの皆さん夏バテ?それともネタ切れですか?

さて、毎年9月下旬になると密かに楽しみにしていることがある。(大型連休のことではない)

実は、フィールドにこんなかわいらしいお客様がお見えになるのである。

ノビタキ

このつぶらな瞳が反則

一見「セッカ」に似てなくも無いが、体型がちょっと違う。
名前を「ノビタキ(野鶲)」と言い、日本には夏鳥として中部以北の高地や北海道などに飛来し繁殖する。猛暑は苦手なのだろう。
秋になると山を下りて徐々に越冬地への帰途につくのだが、その時期はこちらのような平地でも、単独~数羽の群れで次々にやってきて、農耕地や草原で見られる。海を渡る為のエネルギーを十分補給するのである。(春の渡り時はあまり見られないようだ)
私のフィールドでは、これが毎年9月の3週目以降なのだ。
9月に入ってから毎週(もちろんシルバーW中も皆勤)、南北に数キロある広い水田地帯をチェックしていたが、なんと偶然去年と同じ日、同じ場所で2羽発見した。他のバーダーは誰一人いない、ウシシ独り占め!

・・・

この頃にはすでに換羽が終わり、夏羽とは違って、地味ではあるがとても味のある色彩になる。セイタカアワダチソウ、センダングサ(ひっつき虫)、ススキなど秋の野草にしっかりと掴まって、辺りをキョロキョロと見回す。なんとも日本の初秋の色に似つかわしい風情ではないか。
何を隠そう、私の中では「冬羽のノビタキ」が anytime 1,2位を争う小鳥なのである。

ノビタキ

ノビタキ

夕暮れ間近、コセンダングサに佇む。小ささがお分かりいただけよう。

ノビタキ

ノビタキ コセンダングサに佇む

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夏に高原に行けば、真っ黒な頭のカッコいい夏羽ノビタキにもれなく逢える。これも良い。
しかし私は渋い冬羽にこだわっている。一期一会、旅路の途中のごくわずかな期間にしか見られないのが、そう熱くさせるのかもしれない。

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後日♂

後日♂らしき

※画像はすべて♀と思われる。
※後日 別の場所にて、♂らしき個体が撮影できたので、追加更新した。眼の周りが黒く、夏羽の名残を感じる。トンボをフライングキャッチで捕食していた。

夏モオワリ・・・

2009 年 9 月 27 日 日曜日

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いつの間にか夏も終わり・・・というか、今年9月の目玉「シルバーウィーク」も終わってしまいました。

今夏は例年になく涼しく過ごし易かったのは幸いでしたが、秋の気配を感じ始めた今となっては猛暑が少し恋しくなります。

さて、「高速道路の渋滞にはまるのはイヤだ」 という理由で、この夏&SWにどこにも行かなかった不精な親父は「安・近・短」をモットーに、地元千葉周りのドライブと道中の「道の駅」での野菜購入にもっぱらイソシンデイマス。

なかでも九十九里の白里海岸は、家から高速使って40分(&めったに混まない)ので、子供が小さいころはマメに通ってたのですが、最近は海水浴などには目もくれなくなり、さみしい親父の撮影スポットと化してます(哀)

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また、先週は東関東自動車道を東へ走り、潮来(茨城ですが)までいってきました。潮来といえば「あやめ」なのですが、この時期はコスモスがとてもきれいに咲いてました。 写真は先週撮影したものですが、10月から「コスモスまつり」が開催されるそうです。

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デジタルカメラは、これからたくさんの「名カメラマン」を生み出すことでしょう(楽)

続きはまた♪

カメラとGPSの良い関係

2009 年 9 月 10 日 木曜日

Non IT BLOG 1周年

(だけど今回は少しIT)

9月に入り、すっかり秋らしい陽気になって、先月の暑さが嘘のようである。モズも繁殖を終えて山から帰ってきたのか、ここ平地にも徐々に増えてきて、越冬の縄張りを確保するため、「キィキィギチギチ…」と高鳴きを始めた。本格的に秋の到来を感じる。
モズ(百舌)

モズ(百舌)

「おぉ、久しぶりだね」と声をかけたくなるぐらい見ていなかった気がして、新鮮だ。
さて写真はともかく、今回は画像情報(EXIF)にGPS情報が入力されているところに注目である。
これまで野鳥観察専用に使っていたコンパクトDカメだが、わずか半年程でくたびれてしまい、ピントが合いにくくなったので、今回新しいカメラに換えた。(半年間に数万回もシャッターを切れば、すでに元を取ったも同然である)
昨今、市場には様々な付加価値カメラが溢れていて、店頭でデモ機を触っているだけでも楽しい。水中撮影、3Dステレオ、HDV、なんと投影機付まで!
どれも捨てがたいが、今回それらには目もくれず、迷わずGPS機能付を選んだ。
フイルム時代に、いつどこで撮ったものか分からないフイルムが山ほどあって、整理するのを放棄した。フイルムの時代は現像が上がった時点で記録しておかないと、ほぼアウトだ。1年も経ってしまうと思い出せない。そこで、フィルムのコマ間に撮影データをプリントする高価なオプションを使っていたものである。また、フイルムカメラ後期になると、カメラ内にデータを記録できるものもいくつか出たが、これを取り出す装置やソフトウェアもまたオプションだった。
その点、デジタル撮影になって良かったのが、撮影日時がファイルに正確に記録されるようになったことである。これで問題の半分が解決した。
やがて齢を重ねるごとにモノ忘れも激しくなり、そうなるとさらに欲が出てきて、場所情報も手軽にファイルに記録出来たらと考えていると、GPS情報がEXIFに記録できることを知った。しかし、これまでのものは別の高価なGPSロガーなどを持参し、それで取得したトラッキングデータを、写真の撮影日時と照合し(事後に)リンクさせる方式で、ハンドリングがあまり良くないものであった。面倒くさがりの私にはこの方式は無理である。この手の作業がこまめに出来れば、今頃困っていないはずなのである。
今回は、カメラにGPS機能が内蔵されているので、基本的に撮影と同時に位置情報が画像に記録されるというのである。なんとすばらしい!今までにありそうでなかったカメラで、昨年登場した時から気になっていて、値段が少し下がったところで購入を決めた。
実際に使用してみると、事前の情報通り、電源投入してから衛星を捕捉するのに時間がかかることがあり、記録されていない場合が多々ある。また都会のビルの谷間では、うまく受信できないようだ。しかし、自然観察の場合は、一箇所に長時間腰を据えて撮影に臨むことが多いので、私の使い方ではこれで十分である。気になる精度であるが、ばらつきはあるものの、誤差は10~15メートル以内に収まっており、これもホビーユースではまったく問題ない。田舎の屋外で、まったく遮蔽物が無いからであろうが、カメラのおまけ機能としては驚きである。
画像をGPS対応ソフトにロードすると、見覚えのあるWeb地図が開き、撮影位置に画像がプロットされる。位置がずれていたり、記録されなかった場合は、正しい位置に編集することも出来るのであるが、ほぼピッタリで修正不要だった。(ここはいつものサイクリングコース)
地図表示

地図表示

GPSタグを見ると、このカメラでは対応していないが、「高度(海抜基準)」「方位」というフィールドが見える。電子コンパスが付いていれば撮影方角が分かる。高度を測るには気圧式かな?
携帯電話がそうであるように、そういったデバイスが安価になれば、すべてのカメラに高精度のGPSが搭載されるのではないかと、今後がとても楽しみである。位置情報というのは、記録として非常に有用であるから、今後の動向には大いに期待したい。
しかしながら、10年後に開発が進んですっかり変貌してしまったとして、その地図上で表示しても、果たしてそれに意味があるのかと心配にもなる。地図アプリも時間軸という概念があると便利で、面白いのではないかな?
※自宅などで撮影した画像を公開する場合は、くれぐれもプライバシー情報に注意したい。