にわにくるやちょう(12月編)
2009 年 12 月 17 日 木曜日近頃急に寒くなって、小鳥たちも餌が少なくなってきたようなので、庭にごく僅かながらの撒き餌をしてやる。
この時期は、すぐに喜んで(というのは人間の都合の良い思い込みだが)食べにやってくる。現在8種類ぐらい。
毎朝だいたい時間を決めているので、その頃になると、待ち構えているように庭木に集まっている。こうなると、給餌を止めるわけには行かなくなってしまう。生態系に影響を及ぼすような餌の量ではないので、良いのだろう。
ようやく使いこなし方が分かってきたモンスターイメージ 「イメージモンスター」で至近距離撮影を試みた。
↑ハクセキレイは人を恐れない。うっかりさんなのか、1mぐらいまで近づいてきてしまうので、よく観察できる。特にこの個体は若いので、怖いもの知らずである。撒き餌はあまり食べず、芝生に潜む虫を捕ってくれる。
メジロは木の実を食べているのはよく見るが、穀類は多分食べない。以前のエントリーにあったが、甘党なのだ。ミカンや柿などを出してやると、夢中になってついばむ。甘いミカンは高いから、試しに(人間が)酸っぱくて食べられなかった観賞用の柑橘を出したら(ひどいことを!)、案の定、一口食べて懲りたか二度と来なくなってしまった(笑)。それを一晩蜂蜜漬けにしてやったら、早速戻ってきて安心した。帰宅したら綺麗に売れていた。嗅覚で分かるのだろうか?
結局甘いミカンよりも高くついてしまうので、ケチらないことにした。メジロを甘く見てはいけない。
偶然、まん丸で可愛く撮れてしまった。
一番多くやってくるのはスズメだ。しかし、警戒心も一番強い。餌があるからといって、無防備に地面に降りることはなく、入念に安全確認してからだ。その上で必ず1羽以上が樹上で見張りをしていることが多い。行動をよく観察すると小鳥の社会が見えて面白い。