2010 年 1 月 のアーカイブ

鵺 -トラツグミ-

2010 年 1 月 30 日 土曜日

いつもお世話になってる野鳥仲間の方から連絡があり、「トラツグミが目の前で見られる」との情報をいただいた。(ありがたいことである)
トラツグミは特段珍しい野鳥ではないが、数が少なく、黄黒の虎斑模様が綺麗で、バーダーの間では人気が高い。私のフィールドでは(結構な田舎なもので)、人馴れしていないせいか接近が困難で、これまでちゃんと撮れた記憶がない。探し出してまで見たいとは思わないけど、「目の前で」という言葉にやられて、通勤以外はなるべく乗りたくない鉄道での小遠征と相成った。

私が中学生の頃に、「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」というコピーで流行った映画があるが(年齢が判る?)、この場合の「鵺」の正体はトラツグミだ。

姿を見れば怪物では無い事は明らかなのだが、夜目で姿が見えない不気味な声の主を、昔の人は得体の知れないものとして不吉がったのだろう。夜鳴かなければ、こんなことにはならなかったはずだ。

出てくるとしたら、夕方だそうなので、普通のツグミを観察しつつ待つこと数時間、ホントだ!2時半頃に現れた。

トラツグミ

トラツグミ

↑ 5m以内まで寄って来る。近すぎて構図がとれないという、贅沢な状況。

日向を避けるように、木陰を選んで歩き回り採餌する。よく観察していると、落ち葉をかき分け、ミミズのようなものを獲っているようだ。
残念なことに条件(と撮影技術)が悪く、綺麗な色が出ない。高曇りの日だと本来の美しさが出るのだが。

トラツグミ

トラツグミ

皆さんの街にも鵺がいるかもね。

レコードプレイヤー

2010 年 1 月 24 日 日曜日

先日、お客様と食事をしていたときにJazzの話題になり、手持ちのLPを聞きたいのだが、プレイヤーがなく聞けないでいると言うお話しでした。
自宅にはLPプレイヤー(アナログディスクの事ですが…)は手持ちがあるのですが、暫く使っていないので音が出るか心配なので、整備してからパーティーをやりましょうと言うことになりました。
ここ数年、機械工作や、他の趣味に時間を割いていたので、久しぶりにオーディオ装置の手入れをやりました。
ホコリだらけのラックを掃除し、不要なケーブルの取り外しやコネクターのクリーニング、電源ケーブルの取り回しの整理、等で、ほぼ丸一日かかってしまいました。
アームの針圧調整等行い、取りあえずイコライザーアンプとLPプレイヤーを接続し鳴らそうとしたところ、盛んにハム(ノイズ)が出ておりこれでは人様にお聴かせできません。
幸、パワーアンプはノイズは無く、プリアンプ以前の問題らしいので、以前使っていたプリアンプに交換、取りあえずハムは目立たない程度になりました。
何年ぶりかでLPを再生しましたが、中々いいモンです。
とここまでは去年の話し。

LP Player

もう知っている人も少なくなったか.....

トレイにCDを突っ込みPLAYボタンを押すだけのCDとは違い、LP再生には作法があります。
ジャケットからレコードを取り出し、(決して盤面を触ってはいけない。触って良いのは外周のエッジのみ。)ターンテーブルに乗せます。モータを回してレコードが回転し出したら、レコードクリーナーでホコリを取り除きます。
その後、アームをもち、針先を外周の曲の先頭に合わせ、アームリフターでそーっとカートリッジを降ろします。
するとスクラッチのイズが聞こえて、やがて音楽が始まります。

と言うわけで、先日新年会を兼ねて、我が家でLP鑑賞会を開催しました。
30年ほど前に購入したリーコニッツ、ソニーロリンズ、コルトレーンや最近の綾戸千絵まで、昼の2時頃から、夜の9時頃まで久しぶりにLPを大音量で聞いて、気持ちの良い時間を過ごしました。(勿論お酒はしこたま飲みましたので…..) 幸、オーディオ的に良い音だとのお褒めの言葉も頂き、ホッとしています。

因みに過去のLPがCD化された物を、セットで何組か持ているのですが、どちらが良いかって?  そりゃー もうxxに決まっているでしょう!

今年はオーディオ !!

LP&CD

にわにくるやちょう(2010/01)

2010 年 1 月 13 日 水曜日
昨年暮れごろから、「アカハラ(赤腹)」が庭の野鳥にレギュラー入りした。もしかしたら亜種オオアカハラかなぁ?とも思うのだが、実は図鑑を見ても、違いがいまいち分からない。どちらも数多くいるようだ。
アカハラはツグミの仲間で、日本には北方から越冬にやってくる。さほど色彩が美しい野鳥ではないが、「シロハラ」と並び根強い人気がある。ベテランのバーダー(マニア度の高いバードウォッチャー)ほど好きな人が多いようだ。頭の黒、嘴とアイリングの黄色の配色がオシャレ。
アカハラ

アカハラ

そのアカハラのお目当ては、リュウノヒゲ(ジャノヒゲとかタマリュウとも)の青い実。
こんなの色からして食べても旨くないだろうに、ヒヨドリもジョウビタキもツグミもよく食べる。いよいよ山に餌が少なくなってきたか、それともこの実には薬用効果でもあるのか、密かな人気でひと月ほどで売り切れた。
この植物はすぐ増えるので、こんなので良ければ大歓迎だ。
このアカハラやジョウビタキを観察していると、未消化の白くなった種をよく口から吐き出している。この実の青い部分だけ消化したのだろうか、吐き出されたものは一回り小さく、白くなっている。だとすると、リュウノヒゲの伝播には小鳥が一役買っているのだろう。だけど、食べた処で吐き出してもダメだぞ。
アカハラ

ヒヨドリを威嚇するアカハラ

上の写真には写っていないが、ヒヨドリとにらみ合いをしているところ。貫禄のない威嚇だが、アカハラは今のところ我が家の庭では大将なのだ。

ジョウビタキ(常鶲)

ジョウビタキ

ジョウビタキが玉を吐き出すところ。00:07あたり。(2010/1/15動画を追加)

明けましておめでとうございます。

2010 年 1 月 6 日 水曜日

新年明けましておめでとうございます。
例年のごとく、年末に奈良の実家へ帰っておりました。今年は5日間居ましたので、ノンビリとしたお正月でした。

Osechi

我が家のおせちです。毎年黒豆は作ります。

例年のごとく初詣は春日大社ですまし、若草山の麓から手向け山八幡宮、東大寺二月堂、大仏殿を巡り、興福寺を抜けて三条通で、約4時間のコース。疲れました。
最後が三条通りというのは買い物をしたかったためで、目的は「こぼれ梅」。
東京の人は余り知らないらしく、行きつけの飲み屋の親父も知らないとのことで、
それでは今度帰ったら買ってくると約束しておりました。

こぼれ梅です。これで200円!

「こぼれ梅」は”味醂の酒粕”のことで、見た目がボソボソして、白梅のつぼみのように見えるところからの粋な命名だと思われます。味醂の粕だけあって甘みが強く、かつては素朴なお菓子として食された物です。アルコール分は結構あるので下戸の人は酔っぱらう事もあります。
これを、庭に撒いておくと雀が来てついばみ、良い気持ちになって眠くなります。
そこへ落花生の殻をまいてやると、「こりゃ良いところに枕がある」と雀は落花生を枕に寝てしまいます。そこを箒とちりとりで掃き集めて雀を捕まえる…….。関西落語の有名な一節です。



今、奈良は「遷都1300年」一色で何処へ行っても間抜け顔の「せんとくん」だらけです。

せんとくん

観光客の呼び込みかも知れませんが、何であんなキャラを作ったんかなー。
阿修羅か、弥勒菩薩の方が(大仏でも良いけど)よほど奈良らしいと思うのですが…

そう言えば、東大阪の石切神社も「いしきりん」と言うユルキャラをマスコットにしたとか….。 なんだそりゃ! 世も末だね。