2010 年 9 月 のアーカイブ

自転車メンテ & スカイツリー

2010 年 9 月 22 日 水曜日

自転車のメンテナンス

前回走行中に2度もパンクをしたのを受けて、減りに減ったタイヤとチューブを新品に取り替えることにした。ここ1年以上乗りっぱなしだったので、この際簡単なメンテナンスも行うことにした。なに分、自己流メンテなので心配ではあるが、結果や如何に。

スプロケット

スプロケット 清掃前-後

まず後輪のスプロケットを洗浄。しかしあまり奇麗にならない。磨耗も激しい。

プリー

プリー

続いて後ディレーラーのプリーの洗浄前と後。これは汚なかった。

ベアリング グリスアップ

ベアリング グリスアップ

恐る恐る車輪のシャフトを抜いて、ハブのベアリング(玉)を取り出し洗浄、脱脂。再び新しいグリスを適当量充填。一体こんな大雑把で良いのだろうか? こういう作業は大抵の場合、玉をどこかに散らしてしまうが、今回は大丈夫だった。前輪も後輪も玉が余ることなく無事に復元。

ハンドルグリップとタイヤ&チューブ交換

ハンドルグリップとタイヤ&チューブ交換

今回の主目的、タイヤとチューブを一新。ハンドルのグリップがこの暑さでべたつくので、たまらず交換した。

チェーン清掃

チェーン清掃

チェーンを洗浄。汚なすぎて、いくらウエスがあっても足りないので、切りの良いところで中止。これでも施工前(撮り忘れた)に比べると十分奇麗だ。チェーンのたるみが目立つので、詰めるか交換と行きたいところだが、工具が無いので今回はそのままに。ボトムブラケットも抜き取り清掃したかったが、これも専用工具が必要とのことで断念。

その他シフトとブレーキのワイヤーケーブルを交換。

そして完成。大した作業ではないが、ここまでで6時間ほどかかってしまった。

完成

完成

安い自転車だが、何となく引き締まって見える。

さて、もう夕方5時近くであるが、今日はこれから慣らしに出発だ。墨田区に建設中の『スカイツリー』を目指す。余裕をみても、往復で約50Kmと手ごろな距離である、

スカイツリー 416m

メンテナンスが功を奏したか、心持ち軽くなったような気がする。おかげで、ここまで苦もなく到達できた。道路を走っていると、ほぼ真正面にスカイツリーを望むことが出来る。(荒川 四ツ木橋左岸)

四ツ木橋からのスカイツリー

四ツ木橋左岸からスカイツリー

超有名スポット

超有名スポット

水面にタワーが映る絶景スポットとのことで、昼間は相当混んでいるそうだ。ライトアップしていないから、この時間ともなると人はまばらだ。

スカイツリー416m

スカイツリー416m

高いところと混むところは苦手だから、完成しても上ることは無いと思う。日本一の高所で建設に従事されている方には、正直恐れ入る。

HDRi

HDRi

ここで折り返し。

今日のコース

今日のコース

本日のコース 約45Km。

チャリ100Km行-Pt.2

2010 年 9 月 16 日 木曜日

前回のエントリーで、「もはや若くない」とのツッコミを頂いたが、まったくもって本人も自覚する通りである。なんだか髪の毛は以前よりも薄くなってるし、洗髪で流れて行く髪の毛を見て、思わずせき止めてしまう。この夏、ものすごい日差しで紫外線を浴び続けたからかなぁ。身体もあちらこちらでボロボロだ。

その代わりと言ってはなんだが、精神年齢は若い。いや若いというか、中学生ぐらいで止まっていて(U15)、それ以降の成長はほとんど無い(と自覚している)。「これならいける」と勇んで行ってみるが、痛い目を見て初めて身体が伴わないことに気づく。身体的にもまだまだ若いと思い込んでいるだけに、余計落ち込みが激しい。しかし、これが無理を助長する原動力となっているのは、紛れも無い事実だ。

さて、そんなこんなで健康のために乗り始めた自転車であるが、この週末も無駄に100Km近く走ってきた。(またしても恒例のオチ付きだ)

自転車こぎのベテランさんは1日で100キロ、200キロは当たり前だと言う。しかし100Kmというと平均時速20Kmでも5時間の走行である。全行程サイクリングロードならいざ知らず、初心者が一般道路でスピードを維持し続けるのは、緊張の連続だ。自分の場合は、今のところ7時間ぐらいかかる。速度が遅い、荷物が多い、それに加えて道端で足を止めて、初めて訪れる町並みや路傍の草花を観察したりすることが楽しい。いわゆるポタリング(pottering)というやつだ。

とは言うものの、目的地を設定すると長距離走行もさほど苦にならないのは分かっている。だから今日は珍しく目的地を決めて、つくばエクスプレス(TX)の「流山セントラルパーク駅」(駅番11)から、つくばの「万博記念公園駅」(駅番18)までの往復となった。実は2つ手前の「みらい平駅」までの計画だったが、途中、横道に逸れてるうちに、うっかりそこまで行ってしまったというのが本当のところだ。直線距離27Km。TXに乗車すればわずか20分程のところであるが...そう簡単には行かなかった。

流山セントラルパーク駅

流山セントラルパーク

セントラルパーク駅を出発(ニューヨークではない、念のため)

寄り道しつつ、3時間40分かけて、何とか目的地らしき処に到着。出発から45Km。

万博記念公園駅(つくば市)

万博記念公園駅(つくば市)

ところで、「万博記念公園駅」というのは大阪にもあるが、こちらの万博記念公園駅は、つくば万博が開催(1985年)された跡地の「科学万博記念公園」に近いところに設置された駅で、それにちなんで名づけられている。駅前(駅裏?)には岡本太郎さん作のモニュメント「未来を視る」が。この地域はこれから発展する街である。

あたりも薄暗くなり、時計を見ると良い時間だ。着実に日が短くなっているのを感じる。複路を考えると、疲労で不慣れな夜道を走るのは危険なので、ここで折返しとした。あと2駅でTXの終点である「つくば駅」であるが、それはまたの楽しみにとっておこう。

全行程はこのようになる。

Track 0911

Track 0911

そして、お約束のオチである。複路中に2度パンクした。

往路をそのまま戻ったのではつまらないので、少しだけルートをアレンジした。このあたりは開発が著しい地域で、ナビがあまり役に立たない。くねくねと走ってるうちに、工業団地らしき地帯に紛れ込んでしまい、とうとう行き止まりにぶつかってしまう。仕方なくUターンしたところ、後輪にズリッと滑るような、例の嫌な感覚をおぼえた。あっ、パンク。結構大きな穴が開いてるようで、タイヤの外からも空気が漏れ出す音が聞こえる。街灯も無い場所なので、暗くならないうちにパンク修理を始めた。

パンク修理

パンク修理

サイクリストは、スペアのチューブやタイヤを持ち歩くのが常識だそうである。パンクしたら新しいものに取り替えてしまう。確かに現場でパンク穴を探すのは至難の業だから、そうするのが正解に違いない。私はただでさえ重い荷物にこれらを追加するのは嫌なので、パッチとゴム糊とインフレーター(携帯用空気入れのカッコいい呼び方)を常に携行することにしている。大きい穴ならすぐに分かるし、見つけられないようなスローリークなら、空気を継ぎ足しながらいくらかは走行できるだろうとの甘い考えからだ。(さほど遠出することが無かったので)

幸運なことにすぐに穴は見つかり、難なくパッチを当てることが出来た。昔からパンク修理は人にお願いしたことが無いので、幾分慣れている。ただパンクの原因が分からないのと、手持ちのインフレーターは小型すぎて、私の腕力では空気圧50psi(3.5bar)程度まで入れるのが限界である。つまり今度はリム打ちパンクの危険がある。最悪の再パンクに備えて、精神的に楽な往路に使った道に戻ることにした。

ちょっと飛ばして、10Kmぐらい快適に走った頃だろうか、非情にもまた後輪が重くなってきたように感じた。手でタイヤを押してみると、簡単にへこんでしまう。予期した通りだ。今回の抜け方は緩いので、空気を何度か継ぎ足しつつ4~5Kmぐらい走ったか。しかし、この空気入れは重労働で体力を消耗する。残り25Kmも走らなければならないから、この先何度入れなおすことか。それにインフレーターでの空気入れは、注意しないとバルブを折る危険があり、もしそうなってしまったら一巻の終わりである。実はバルブ破損を一度経験しているので、一刻も早く修理したほうが良いと、作業できる明るいところまで何とか移動した。

2回目のパンク修理中

2回目のパンク修理中

チューブを取り出すと、今度も先ほどと同じような位置に、同じ形の穴が開いていた。これはまさか!と入念にタイヤを調べたところ、明るい街灯のおかげで、ルーペで見なければ分からないような小さい、銅色をした金属の切り子がキラリと光った。あたかも、見つかるまいと巧妙にタイヤに埋まっていた。先ほども入念に調べたはずだけど、これには気づかなかった。こいつがタイヤ回転のたびに、チューブを徐々に疲労させていたのか。ともあれ原因を取り除き、清清しい気分になる。慎重に、かつ可能な限り空気を入れ、水を得た魚のように帰路を急いだ。

あとで地図を見て分かったことだが、最初のパンクの現場が、「xx製鐵所」という工場の脇だった。単なる偶然かもしれないが、なんとなく納得した。経験上、町工場の近くも危険である。

スペア携行の必要性を実感することになった一日だった。

いつの日か、「100キロ、200キロ当たり前」と言えるようになりたいものである。

チャリ100Km行 – 時々鉄分補給 – 自爆付き

2010 年 9 月 8 日 水曜日

9月というのに猛暑日の連続。だからと言って、家でTVを見たりPCをしているのではもったいない。そうして過ごした週末の夕方はサザエさんブルーに襲われ、月曜日のことを考えると心が重い。だから切り替えのためにも、休日は身体の動く限り、外に出て自然に接することにしている。
ポータブルナビという武器を得て、いつもより少し遠くまで自転車を走らせるのが楽しくて仕方ない。こんなに暑いのにわざわざ…と呆れられているのだが、自ら風を切って走る爽快感は、家であたるクーラーの風よりも数倍は心地よく感じる。

最近は茨城方面を中心に走っている。今はちょうど稲の収穫時期で、田んぼは稲の香ばしい香りでいっぱいだ。そんな場所を目指して、今日も北上する。

ローカルな話題で恐縮であるが、自宅が千葉県北部ということで、茨城県に入るには、まず利根川に阻まれる。地図を眺めていても、自転車で渡れそうな箇所が少ないことに気づく。

チャリで利根川を渡れる橋

チャリで利根川を渡れる橋

利根川越えの選択肢:

  1. 水戸街道(国道6)を渡り、茨城県取手市へ
  2. 野田の目吹大橋 を渡り、坂東市へ
  3. 新大利根橋(有料道路) を渡り、守谷市へ
  4. 常磐自動車道(自動車専用道)
  5. チャリをバラし、つくばエクスプレス線に携行して守谷駅以北へ (これは今回は対象外)

通常自宅から茨城方面に行くには、常磐自動車道を除き、クルマで新大利根橋を渡るのが最も近いが、有料道路のため、あまり利用経験が無い。橋を渡るだけで有料と聞くと本能的に避けてしまうのだ。遠回りだけど水戸街道か目吹大橋を利用していた。それに有料=自動車専用道路という勝手な誤解のもと、チャリは通行不可と思っていたのだ。誤解をさらに深めた原因は、チャリナビでルート検索しても新大利根橋を渡るルートは検索できないし、Googleマップの徒歩ルート検索でも、今のところ、この橋は歩いて渡れないことになっているからだ。

ところがである、よく調べてみると、新大利根橋は昔から徒歩や自転車が安全に通行できる路側帯が整備されていて、往来可能だったということだ(軽車両20円!)。灯台元暗しとはこのことか。検索できないのも一理あり、実は新大利根橋はごく最近(2010/4)に償還を終え無料になったばかりだそうだ。ナビ搭載の地理データがそれ以前の情報のため、検索できなかったというわけだ。でも前述の通り、もともと人もチャリも渡れたようだから、単に情報が古いのが原因ではないと思う。クルマ専用として扱われているのだろう。次にチャリ用のナビを購入するときは、このルートが検索できるかどうかが選定の基準になりそうだ。

ともかく、一番近い新大利根橋を渡れることが分かったので、茨城県が一気に近くに感じられる。だらだらと北上を続けた。折り返し地点まで、約43キロ走行。

走行軌跡

走行軌跡

利根川を渡ってから、関東鉄道常総線という路線沿いをなめるように走行してみた。住宅街や田園地帯を走る常総線はどこか懐かしさを感じ、鉄道愛好家でなくとも愛着が沸く。

常総線

常総線

常総線は電化されていない。だから『電車』ではなく、気動車(ディーゼル)だ。ここはまだ複線区間。

更に北上し単線区間。稲の香る田園風景だ。この場所が気に入り、しばらく眺めていた。

中妻-三妻間 ラッピング車

中妻-三妻間

ラッピング車両。広告のTX(つくばエクスプレス)とは守谷駅で接続している。

筑波山を背景に

筑波山を背景に

すっかり秋らしい景色。筑波山が近い。

三妻駅近辺

三妻駅近辺

本数はそれほど多くない(1時間に2~3本)。軌道内に簡単に立入れそうで、遮断機の無い踏切も多い。

さて、田園風景に夢中になっているうちに、辺りもそろそろ暗くなってきたので、帰路に就くが、今日もしっかり『オチ』がついた。

帰りは、往路を戻るのが早いのだが、ちょっと余裕を出して、遠回りルートに変えた。そもそもナビなど無ければ考えなかったことだが、これが失敗の原因だった。

ちょっとばかり知っている道だったので、緊張が足りなかった。×印のところで転倒した。

転倒現場

転倒現場

解像度の高い航空写真が無いようで、画像がご覧の有様だが、図の上方から、緩やかな下り坂で適度なスピードに乗って交差点に進入した。進路を変えずそのまま車道を直進すればよかったのだが、後方からトラックが迫っていたので、それを避けようと減速もままならず、思いつくまま歩道に乗り入れた。田舎の道路は、路肩や歩道に砂利が堆積しているものである。しまった、いつもより空気圧高めだった!!と思うと同時に砂利にタイヤが浮いて、グリップを失った。こうなると前輪は簡単に砂利を滑り始め、バランスを崩してしまったのだ。図のポイントは1秒ごとの位置を示しているが、データ上では約20Km/hで走行していた1秒後に0.2Km/hまでの急減速である。

顔面から地面に激突。メガネが吹っ飛んだ。思わず、自分の名前と住所を心の中で反芻し、アタマが無事であることを確かめ少し安堵した。暗がりだが目撃者が多く恥ずかしいから、すごい速さでリカバー。15秒で何事も無かったかのように、クールに走り始める。恐るべし、GPSロガーはそんな一部始終を記録していた。

メガネは壊れるは、打撲、擦り傷を作るはで、すっかり意気消沈。でも人を巻き込まなかったのが不幸中の幸いと、前向きに考えることにする。もっとも、人がいたら車道を走るか、あるいは十分に減速してただろう。次から気をつければよいのだ。スリックタイヤは抵抗が少なくて楽だけど、こういう危険があるんだな。

しかしその後の心の乱れと疲れは隠せず、最後の最後、慣れているはずの地元近くに戻ってきたところで、ありえない方向音痴を発症している。そこでナビの電池切れが追い討ちをかけ、更に迷走。もし記録されていたら、失笑モノのルートであった。(翌日、どこで間違えたか確認走行を行った)

そんなこんなで、自宅についた頃には、走行距離100Kmにちょっと届かない数字がサイクルメーターに出ていた。もう少し遠くまで走れる様に、目下訓練中だ。

身体の痛みは、2日目以降に訪れることになる。