2011 年 3 月 のアーカイブ

輪行

2011 年 3 月 2 日 水曜日

注文していた折りたたみ自転車が届いたので、輪行に挑戦してみた。
あまり聞きなれない不思議な言葉、「輪行」。
現在のところ、自転車をそのまま交通機関に携行できる環境が少ない。その代わりに、自転車を分解したり折りたたんで袋(輪行袋)に入れれば、公共の交通機関(鉄道、バス)に持ち込むことが出来るという。自転車ブームもあって、たまに見かける光景だ。
到着駅からの足を確保できるので、交通の不便なところで威力を発揮する。諸事情により止むをえず復路に鉄道を使うとか、交通量の多い街中の走行を避けて、走りやすいところまで鉄道などで移動するのもまた良いかもしれない。クルマや徒歩で行けない所はたくさんあるので、輪行は行動範囲を広げるだろう。
それにしても、店頭で見た実車のイメージに比べ、届いた箱の大きさに驚愕した。こんなの本当に持ち歩けるの?と心配になる。やっぱり16インチ車にすれば良かったのか。結果や如何に。
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待ちに待った休日、一足早い春のようなポカポカ陽気は、絶好の輪行日和だ。
早速組み立てて、最寄駅まで自走した。

折りたたみ式

折りたたみ式

折りたたむと、マグネットでカチッと引っつく。なかなか良く出来てるなぁ。それに屋外だととてもコンパクトに見える。これなら楽勝かも…。

折りたたんだ状態

折りたたんだ状態 ホンダではなくダホン

ガラガラの東武線下り列車に乗り込む。
輪行袋は、上から被せて下部をキュッと巾着のように締めているだけの状態。袋ではなく、言わばカバーだな。しかしこれでOK。シートを出しておくと、電車の乗り降りなどの短い距離を運ぶときに取っ手代わりになり楽だ。大きさははこの程度なので、他の乗客に気をつければ、さほど迷惑にならないと思う。しかし混雑時はもってのほかだろう。

輪行中

これほどの大きさ(小ささ)


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目的地までの直通列車があまり無いので、何度も乗り換える。車内にこのようなスペースがあると、とてもありがたい。

乗り換え

乗り換え

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無事中継地点に到着。
ここは群馬県!
ずいぶん新しく立派な駅だが、駅前にコンビニなどの類は見当たらなかった。休日のためか、乗降客もまばら。私の地元と同じような香りがする。ここからサイクリングを開始。

到着

到着

渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地(池)は、見渡す限り葦原湿原という広大な場所で、教科書でも習った「田中正造」の地だ。
埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県の関東4県にまたがっているから、走っていると県境の標識が頻出するのが興味深い。この時期は、干し上げを行っているそうで、谷中湖の水はほとんど無かった。下旬には葦焼きが行われると言う。
猛禽が多く見られ、健全な自然環境が保たれていることがうかがえる。
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さて、バーダーにはもうすっかり有名だが、ここで越冬中のコミミズクだ。辺りをサイクリングした後、夕方、スポットに向かった。実はこれが目的であった。夜行性だが、夕方まだ明るいうちに出てくる。
羽角が耳(実際は耳ではない)のように見えるのが「ミミズク」たる所以。他のミミズクに比べると、羽角はとても小さい。

コミミズク

これと同じ画像を持っている人が100人はいるかも

↓飛んでいると「耳」は見えない。違う顔に見えるけれど、同じ種類。(別の日のカットより)

コミミの飛翔

コミミの飛翔

同じく別の日のカット。ネズミなどを探し、草原を低く翔ぶ。

飛翔

飛翔

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空気が澄んでいると、日光の山々や富士山も展望できるのだが…

アート風

アート風

撮影機材も携行するので、荷物の総重量は20Kg以上。これだから、駅の階段の上り下りは足腰にこたえる。


夕暮れ

夕暮れ

TX(つくばエクスプレス)の改札には、幅が2倍の広い箇所が必ず1つある。主にバリアフリー対応だが、これは輪行にもとてもありがたい。

TX改札

TX改札



ともあれ、はじめての輪行は無事に終了し、少し可能性が広がったような気がした。