2012 年 2 月 のアーカイブ

コミミズク

2012 年 2 月 26 日 日曜日

コミミズク

コミミズク

コミミズク

これはフクロウの仲間で<コミミズク>という冬の渡り鳥。日本全国の田畑・河川敷で越冬する。その名前由来は、「小さい・ミミズク」ではなく「小さい耳の・ズク」の意味。「ズク」はフクロウのこと。日本語だと「小」が「耳」にかかるのか、「ズク」にかかるのか実に難しいが、英名ではズバリ<Short eared owl>である。こちらだと理解しやすい。ウサギのようにピンと上に立つような耳の形状がミミズクの所以だ。短いのに加えて、普段は隠しており、見る機会は少ない。因みに「耳」と言うが、実は羽角と呼ばれる羽毛であり、聴覚の器官としての耳ではない。

20年前の記憶

参考までに、その「耳」はこんな感じ。↓

コミミズク(20年前)

コミミズク(20年前)

ところでこれはフイルムでの撮影だが、記録には1992/4/14とあるから、ちょうど20年前だ。20年前といえば、日本国はいよいよバブル景気も終焉を迎えようとした時期で、ここから「失われた10年」が始まる。ファッションもカルチャーも今思えばちょっと恥ずかしい時代だったなぁ。自然界ではファッション・トレンドなど無いから、20年前と言わなければいつの時代か分からない。
この頃デジタル一眼だったらもっと鮮明に記憶を残せたのになぁ。いやぁ、そんな時代にデジイチはないと思われるかもしれない。でも存在した!!写真文化を築いたKodakのDCS100。ただしモノクロ機で、コンシューマが買えるような代物では無かったけど。<詳しくは、ボスから。

現在に戻る

昨年は、わざわざ輪行で3時間もかけてこいつを撮りに行ってたのが、今年は久々に自分のホームグラウンドに出現したので交通費大助かり。
昔は良く見かけ、さほど珍しいとも思わなかったけど、ここ10年ぐらい(地元では)見なかった。
昨年の12月に発見して、人目につかないと良いなと思っていたけど、情報は早く、俄かにギャラリーが増えてきた。

昔は望遠レンズを担いで野鳥観察などしてると、ちょっと変った人に思われたのだけど、その頃に比べると野鳥愛好家が増えたことを実感する。団塊と呼ばれる世代が多いのかな。その反面、野鳥の数・種類ともに減ってきているので、珍しいのがいるとそこに集中してしまうのも原因か。
自分でも「昔は」なんて言うほど時が経ってしまい、歳もとるわけだよなぁ。

コミミズク

コミミズク

基本的にフクロウ類は夜行性なので、夕方から活動を開始する。写真を撮るには、陽が落ちるまでの勝負だが、冬の陽の短かさもあって、1~2時間しかチャンスが無い。その時間に飛ばないこともあるし、なかなか難しい。「今日こそ撮ってやろう」と意気込むと、却って成果が上がらない。気楽に見るのが長続きの秘訣。

コミミズク

コミミズク

コミミズクの餌は主にネズミ。低空を飛びながら発見したり、止まり木から飛びついて仕留める。鷹類と違い、餌は丸呑みにする。
真冬なのに、川原や田畑には結構ネズミがいるもんだな。

コミミズク

コミミズク

やはり猛禽の飛翔型は美しい。羽ばたいても羽音は一切聞こえない。

静かに待ってると、近くを飛んでくれるので、ガツガツ追い回さないようにしたい。

 

チャリ レストア5 ~ BB、クランクセット交換

2012 年 2 月 26 日 日曜日

以前分解時に、取り外すのに非常に手間取ったBB。交換に際して、調べてみると、サイズが細かく決まっているようで、素人には互換品の判断ができない。まったく同じ型を手配するのも手だが、値段を見ると、元々装着されていたのは、最も安い部類のパーツだと判った。せっかくなのでグレードアップしたいと思い、今回はシマノのホローテックIIというシステムを試してみることにした。

新しいBB(上)と旧(下)

新しいBB(上)と旧(下)

これまで使っていたBBは、軸とベアリングが一体構造になっていたのだけど、ホローテックIIを見ると、軸が見当たらない。軸と軸受けが別々のパーツになっているのだ。その軸はというと、下のように、チェーンホイール側と一体になっている。更に右クランクも一緒にセットされているから、このシステムを使う限り、チェーンラインなどを意識せず、容易に交換することが出来る(ハズ)。

チェーンホイール

チェーンホイール- 健脚じゃないので、実用性を考慮して3Sにした

なので、BB回りは、右クランク(チェーンホイール)+右ワン+左ワン+左クランクのパーツでようやく完結するものなので、セットで購入。結構高価な部品となる。

右パーツ

右パーツ

これは右ワンと言って良いのかな?グリスをたっぷりおごって、専用工具で締める。写真には無いが、説明書に従い、適切な厚みのスペーサを噛ませる。チェーンラインに影響するらしい。

BB取付

BB取付

右側は「逆ねじ」、左側は「正ネジ」。

この穴にクランクセットを押し込むのだけど、きつくて手だけでは最後まで入らなかった。ゴムハンマーで軽く叩いて、定位置にセットすることができた。きついのはフレームの精度によるものかもしれない。

チェーンホイール

クランクセットを押し込む

軸が左側に適切な長さ貫通するので、左クランクを差し込み、2本のボルトをアーレンキー(平たく言うと六角レンチ)で均等にロックして完成。

左クランク

左クランク

 

ペダル

ペダル

オーソドックスなものだけど、ペダルも新品に交換。

旧タイプの取り外しに較べれば、取り付けは調整も要らないし、思った以上に簡単な作業だ。

チャリ レストア4 ~ CS交換

2012 年 2 月 2 日 木曜日

前回までにばらしたチャリのパーツをひとつひとつ洗浄してみたものの、磨耗や錆など出ていてあまり奇麗にならず、使えるけど性能は維持できないことが判った。一度脱いだ下着は再び着けたくないのと同じで、気分一新、思い切って交換部品を取り寄せることにした。オリジナルが所謂『底辺パーツ』であったので、せっかくの機会、少々グレードアップを図ってみる。

まずは、リアの歯車=カセットスプロケット(CS)を取り外し、新しいものに付け換える。

回転方向

回転方向

CS着脱作業には、専用工具(ロックリング回し=画像左上囲み)が必要で、これをロックリングのセレーションに噛ませて、レンチで反時計回りに回す(つまり正ネジ)。

が、しかーし、実際にやってみると、反時計回りに回すとクルクル回ってしまい、これだけでは外せないことにすぐに気づく。多くの自転車のリアはこちら方向の回転はフリーなので、当たり前といえば当たり前。そこでまたまた専用工具の登場。

自転車用工具

自転車用工具

▲写真一番手前の、ハンドルの先にチェーンが付いたのがそれ。

これで歯車を押さえて回らないようにするというもの。

CSを緩める方向

CSを緩める方向

▲双方このように力を加えれば、緩めることが出来る。固着していたので、モンキーレンチの柄を軽くゴムハンマーで叩いて外した。モンキーは使用する方向があり、アゴ(稼動部)側を回転方向に向けるのが正しいそうだ。アゴ側は強度が弱いので、工具を壊さない、ボルトやナットをなめないようにする為。本来は、正しいサイズのスパナでやるのが安全だろう。

部屋での作業はamazonブランドの養生シート(AKA.ダンボールとも)が活躍。

フリーハブ

フリーハブ

▲これがフリーハブ。これは再利用するので、奇麗に洗浄した後。

取り外したCS

取り外したCS

▲ひぇー、普段雑草だらけの農道を走ってるので、猫じゃらし(エノコロ草)が巻きついてる。これはちょっと恥ずかしいぞ。交換だから良いか。

CS新品

CS新品

汚れなき新品のCS。メカ好きにはたまらないでしょう。これだけでテンション上がるなぁ。

CS構成

CS構成

▲うっかりスペーサーを挟む箇所を間違えないように、記録しておく。(説明書に書いてあるけど)

SimanoのDeore LXというMTB寄りのグレードで、歯数構成は 11-12-13-14-16-18-21-24-28Tの9速。因みにオリジナルは8速で、11-32Tだったので、より細かい設定になった。この辺の違いは、実際に組んで乗ってみないことには、何ともいえないでしょうなぁ。

それでは、組み立て。

CS取り付け

CS取り付け

▲フリーハブにCSを挿入するが、一箇所でしか入らないようになっているので、誰でも正しく組める。

今度は、外す時に使ったチェーン付きの工具は不要で、ロックリング回しとモンキー/スパナ一本で(時計回りに)締め込むだけ。トルクレンチで適正トルク(40N・m)で締めるべきなのだが、持っていないので、勘で...。

メンテナンスは工具が肝で、 一般的な工具では代用できないものが多い。また、取り外すときに1度しか使わないものとか、不経済極まりないが、自分で保守できる範囲が広がると思えば仕方ないか。

これにて、リアスプロケットの交換完了。調整が要らないところなので、一番簡単な部類かと思う。特殊工具があればだが。