旅路 -ノビタキ-
2013 年 10 月 19 日 土曜日高地や北方で夏を過ごした、いわゆる夏鳥が南方に戻る季節。街中にもよく姿を現し、見る者を楽しませてくれます。
キビタキ
初夏にも通過しましたが、黄色と黒のコントラストが鮮やかなキビタキ♂は、特に人気。人間をあまり恐れず、静かにしていると近くまで来ることがあります。身の丈以上のツユムシを捕まえて(しまい)、処理に難儀していました。エネルギーを補給しながら旅を続けます。
ノビタキ
こちらは地味ですが、冬羽モードのノビタキ。こうなるとほとんど雌雄の区別がつかなくなりますね。ノビタキは草原の鳥で、明るく開けた田畑や河川敷に数羽で現れます。見晴らしのよい所にとまるので、(居れば)すぐに見つけられます。
色が濃い目の個体。これは囀っているのではなく、 季節外れの気温30度越えの午後、口をぱっかり開けて冷却をしています。鳥は汗腺がないのでね。
秋の景色にぴったりの色彩で、とても風情があります。
江戸川あたりでは、セミからコオロギの鳴き声に変わるお彼岸過ぎに多く通過します。台風が多い時期でもありますが、天気が良いとどんどん移動するようです。
毎年やってくるように、環境が維持されることを望みます。
渡り鳥ではなく、どこにでもいるカラス。