チャリ100Km行 – 時々鉄分補給 – 自爆付き

2010 年 9 月 8 日 : by Mode-68

9月というのに猛暑日の連続。だからと言って、家でTVを見たりPCをしているのではもったいない。そうして過ごした週末の夕方はサザエさんブルーに襲われ、月曜日のことを考えると心が重い。だから切り替えのためにも、休日は身体の動く限り、外に出て自然に接することにしている。
ポータブルナビという武器を得て、いつもより少し遠くまで自転車を走らせるのが楽しくて仕方ない。こんなに暑いのにわざわざ…と呆れられているのだが、自ら風を切って走る爽快感は、家であたるクーラーの風よりも数倍は心地よく感じる。

最近は茨城方面を中心に走っている。今はちょうど稲の収穫時期で、田んぼは稲の香ばしい香りでいっぱいだ。そんな場所を目指して、今日も北上する。

ローカルな話題で恐縮であるが、自宅が千葉県北部ということで、茨城県に入るには、まず利根川に阻まれる。地図を眺めていても、自転車で渡れそうな箇所が少ないことに気づく。

チャリで利根川を渡れる橋

チャリで利根川を渡れる橋

利根川越えの選択肢:

  1. 水戸街道(国道6)を渡り、茨城県取手市へ
  2. 野田の目吹大橋 を渡り、坂東市へ
  3. 新大利根橋(有料道路) を渡り、守谷市へ
  4. 常磐自動車道(自動車専用道)
  5. チャリをバラし、つくばエクスプレス線に携行して守谷駅以北へ (これは今回は対象外)

通常自宅から茨城方面に行くには、常磐自動車道を除き、クルマで新大利根橋を渡るのが最も近いが、有料道路のため、あまり利用経験が無い。橋を渡るだけで有料と聞くと本能的に避けてしまうのだ。遠回りだけど水戸街道か目吹大橋を利用していた。それに有料=自動車専用道路という勝手な誤解のもと、チャリは通行不可と思っていたのだ。誤解をさらに深めた原因は、チャリナビでルート検索しても新大利根橋を渡るルートは検索できないし、Googleマップの徒歩ルート検索でも、今のところ、この橋は歩いて渡れないことになっているからだ。

ところがである、よく調べてみると、新大利根橋は昔から徒歩や自転車が安全に通行できる路側帯が整備されていて、往来可能だったということだ(軽車両20円!)。灯台元暗しとはこのことか。検索できないのも一理あり、実は新大利根橋はごく最近(2010/4)に償還を終え無料になったばかりだそうだ。ナビ搭載の地理データがそれ以前の情報のため、検索できなかったというわけだ。でも前述の通り、もともと人もチャリも渡れたようだから、単に情報が古いのが原因ではないと思う。クルマ専用として扱われているのだろう。次にチャリ用のナビを購入するときは、このルートが検索できるかどうかが選定の基準になりそうだ。

ともかく、一番近い新大利根橋を渡れることが分かったので、茨城県が一気に近くに感じられる。だらだらと北上を続けた。折り返し地点まで、約43キロ走行。

走行軌跡

走行軌跡

利根川を渡ってから、関東鉄道常総線という路線沿いをなめるように走行してみた。住宅街や田園地帯を走る常総線はどこか懐かしさを感じ、鉄道愛好家でなくとも愛着が沸く。

常総線

常総線

常総線は電化されていない。だから『電車』ではなく、気動車(ディーゼル)だ。ここはまだ複線区間。

更に北上し単線区間。稲の香る田園風景だ。この場所が気に入り、しばらく眺めていた。

中妻-三妻間 ラッピング車

中妻-三妻間

ラッピング車両。広告のTX(つくばエクスプレス)とは守谷駅で接続している。

筑波山を背景に

筑波山を背景に

すっかり秋らしい景色。筑波山が近い。

三妻駅近辺

三妻駅近辺

本数はそれほど多くない(1時間に2~3本)。軌道内に簡単に立入れそうで、遮断機の無い踏切も多い。

さて、田園風景に夢中になっているうちに、辺りもそろそろ暗くなってきたので、帰路に就くが、今日もしっかり『オチ』がついた。

帰りは、往路を戻るのが早いのだが、ちょっと余裕を出して、遠回りルートに変えた。そもそもナビなど無ければ考えなかったことだが、これが失敗の原因だった。

ちょっとばかり知っている道だったので、緊張が足りなかった。×印のところで転倒した。

転倒現場

転倒現場

解像度の高い航空写真が無いようで、画像がご覧の有様だが、図の上方から、緩やかな下り坂で適度なスピードに乗って交差点に進入した。進路を変えずそのまま車道を直進すればよかったのだが、後方からトラックが迫っていたので、それを避けようと減速もままならず、思いつくまま歩道に乗り入れた。田舎の道路は、路肩や歩道に砂利が堆積しているものである。しまった、いつもより空気圧高めだった!!と思うと同時に砂利にタイヤが浮いて、グリップを失った。こうなると前輪は簡単に砂利を滑り始め、バランスを崩してしまったのだ。図のポイントは1秒ごとの位置を示しているが、データ上では約20Km/hで走行していた1秒後に0.2Km/hまでの急減速である。

顔面から地面に激突。メガネが吹っ飛んだ。思わず、自分の名前と住所を心の中で反芻し、アタマが無事であることを確かめ少し安堵した。暗がりだが目撃者が多く恥ずかしいから、すごい速さでリカバー。15秒で何事も無かったかのように、クールに走り始める。恐るべし、GPSロガーはそんな一部始終を記録していた。

メガネは壊れるは、打撲、擦り傷を作るはで、すっかり意気消沈。でも人を巻き込まなかったのが不幸中の幸いと、前向きに考えることにする。もっとも、人がいたら車道を走るか、あるいは十分に減速してただろう。次から気をつければよいのだ。スリックタイヤは抵抗が少なくて楽だけど、こういう危険があるんだな。

しかしその後の心の乱れと疲れは隠せず、最後の最後、慣れているはずの地元近くに戻ってきたところで、ありえない方向音痴を発症している。そこでナビの電池切れが追い討ちをかけ、更に迷走。もし記録されていたら、失笑モノのルートであった。(翌日、どこで間違えたか確認走行を行った)

そんなこんなで、自宅についた頃には、走行距離100Kmにちょっと届かない数字がサイクルメーターに出ていた。もう少し遠くまで走れる様に、目下訓練中だ。

身体の痛みは、2日目以降に訪れることになる。

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コメント / トラックバック 1 件

  1. Pict より:

    もうあまり若くはないんだからね。
    無理をしないように……