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エコな工具

2008 年 10 月 15 日 水曜日

半田付け歴50年にならんとする私も、最近は目の制御能力が低下し(単なる老眼!)細かい作業が困難になってきました。そのせいかもしれませんが、
30年以上使っていた半田ごてを新しくしました。別に壊れたわけでもなく、使えないことはないのですが、鏝先の半田のノリが気に入らず、鏝先だけを交換したのですが結果は同じで,イライラするので別の物に変えました。
古い半田鏝は、30年以上前に購入した英国ANTEX社製の物で細身で使い勝手の良い物でした。今回購入したのは国産品です。
当時は国産によい物が無く、特にICの足を半田付けするときに漏洩電流でICが破壊される事があり、その点ANTEX や UNGER 社の物はセラミックヒーターで漏洩電流が少ないため、半導体工作に使用していました。当時は国産でセラミックヒータは無かったように思います。(因みにANTEXの鏝は現在でも秋葉原で手に入ります。)

上の黄色いのが英国製、下のが今回購入した国産です。

上の黄色いのが英国製、下のが今回購入した国産です。

最近の国産ツールの性能向上はめざましい物があります。
以前ならペンチ、ニッパーはスエーデンのBARCO,ドイツのKNIPEX、レンチはドイツのスタビレー、ドライバー類はスイスのPB 等、海外製の工具が優秀で、これらは今でも健在です。

只、最近は国産の工具類も性能的には殆ど差が無くなってきたようで、高価な海外ブランドを買う必要も少なくなりました。
一昔前なら、ドライバーの軸が曲がる、先が欠ける、すぐ錆びる等、国産ツールにあまり良い記憶はなかったのですが、最近ではベッセル、ANEX,KTC等国産ツールメーカーの品質、デザイン共に良くなりました。
国産ツールが良くなったのは、電動工具メーカーの付属品としてのツールに対する要求が厳しく、品質改良が進んだと言われています。
ツールの品質は、耐久性 精度 だけでなく、持った感触、バランス感、ニッパーなら切れ味、ほどよいガタ、等感覚的な物が大きいような気がします。最近の国産ツールはこの辺まで考えて作られているようです。
( 但し”100均ショップ物”はダメです。”国産”じゃありませんからね。)

ともあれ、”技より道具”、”弘法筆を選ぶ” で工具に対する思い入れは強いのですが、今時30年間も使い続けられる製品が市販されているなんて嬉しいことです。
電気物はその点ダメですね。カメラ、PC,電話、精々3~4年が良いところでしょうか?
耐久消費財と言われる、冷蔵庫、自動車でもせいぜい10年。
30年使い続けられる製品。これがエコ社会の目標じゃないでしょうか?

でも、今回購入した半田ごてが30年もったら、私はその時 XX歳!!、 Uhmmm…